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卍ドイツ空軍VSヘリック共和国軍卍

1 :名無し獣:02/05/05 18:03
1943年秋の東部戦線。ソ連空軍を迎撃するため出撃した第52戦闘航空団(JG52)
は突然、交信を断ち行方不明となった。迎撃した飛行隊が敵機の奇襲を
受けて全滅したのかとささやかれたが、おかしなことに地上部隊が交信
を断った地点に調査した結果、撃墜された残骸が発見されなかった。

2 :名無し獣:02/05/05 18:06
なりきりならもう結構だぞ。

3 :エーリッヒ・ハルトマン中尉:02/05/05 18:08
何が起こったんだ!?みんな無事か?ここはどこだ?見慣れた地形が一つも
ない!な、なんだ!?あの鳥みたいな飛行機は!?向かってくる!

4 :名無し獣:02/05/05 18:09
なんだ小説じゃないのか。
武田騎馬軍見たいのを期待していたのに…

5 :名無し獣:02/05/05 18:10
下らん、消えてくれ。
スレの無駄遣いだ。

6 :レイノスパイロット:02/05/05 18:12
なんだ、あのプロペラで飛ぶ飛行物体の群れは?ガイロス空軍の
戦闘機かも知れん。撃ち落としてパイロットの顔を拝んでやる。

7 :名無し獣:02/05/05 18:15
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8 :名無し獣:02/05/05 18:17
何でわざわざ新しくスレ立てんのかね。
再利用できるスレなんて幾らでもあるのにさ。
そんなに目立ってオナーニ見せびらかしたいのか?

9 :名無し獣:02/05/05 18:20
小説じゃなくてなりきりかよ!
乱立させるなっていうローカルルールが出来たのを呼んでねえのかこの馬鹿は!
しかもsageてすらいねえときたもんだ。

10 :名無し獣:02/05/05 18:21
誰もいないと思ったらこんなに人いるのか…
叩くのは結構だけどいるんだったら少しは…

11 :名無し獣:02/05/05 18:24

                         /ヾ
                         ゝイ丿
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        ∧ ∧    / // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 シコ    ( ゜Д゜)、  / /<   ひゃっほう!!!
      /     ヽ、 / /  \__________
 シコ  ( ) ゜ ゜/ヽ/⊂//
      \ ヽ、 ( /⊂//
        \ ⌒つ /
        (  ̄/ /
        |  |O○ \
        |  |   \ \
        |  )    |  )
        / /     / /
       / /       ∪
       ∪
1ってこんなヤツじゃないか?

12 :名無し獣:02/05/05 18:25
>>11
sageで。

13 :11:02/05/05 18:27
>12
忘れていた。スマンソ。(_0_)

14 :11:02/05/05 18:28
また、sage忘れた。
(お詫び)

15 :名無し獣:02/05/05 18:29
>>1はなりきりで総スカンを食らったテツリュー。
誰にも相手されないから自分でスレ立てたんだろう。
結果は・・・

16 :名無し獣:02/05/05 18:31
>>10
少しは・・・何?
まさかこんなクソを盛り上げろと?
それともとっとと削除依頼を出せと急かしているのか?(藁

17 :名無し獣:02/05/05 18:33
>>16
違う違う。
こんなクソスレ叩いてるよりもっと他のスレに行けって言ってるの。
そんなんだから「この板叩きになると別の板みたいに変わるね」何て言われちゃうんだよ。

18 :名無し獣:02/05/05 18:34
ageてスマソ

19 :16:02/05/05 18:35
首吊ってくる…

20 :17=18-19:02/05/05 18:36
ダメだ俺本当にパニクってる…
本当に氏のうか…

21 :名無し獣:02/05/05 18:40
>>20がマジだと>>1の罪大きいな。(w

22 :名無し獣:02/05/05 18:41
>>17-20
いいから落ち着け!(w
そしてここはもう放置で終了。
     ∧∧  ミ _ ドスッ
     (   ,,)┌─┴┴─┐
    /'   つ 糸冬 了 │
  〜′ /´ └─┬┬─┘
   ∪ ∪      ││ _ε3
               ゛゛'゛'゛
これでよし!

23 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 19:10
〜ウルトラザウルス 最後の9日間〜

詳しくは覚えていない。シンガポールを出港したのは確か(うろ覚えではあるが)11月の最後だった筈だ。
私の乗り組む艦はZ艦隊旗艦ウルトラザウルス級「プリンス・オブ・ウェールズ」であり隣にはビガザウロ級「レパルス」
の姿があった。
4隻の小柄なフロレシオス級駆逐艦がそれに続く。我が艦と比べると正に大人と子供である。
6つの航跡を残しつつ我らはシンガポールをあとにした。

天気は晴れ。上空にはカモメと共にグライドラー観測機が飛んでいた。

24 :名無し獣:02/05/05 19:21
敵の損害は4機と見た。

25 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 19:23
我々の目標はマレー半島への上陸を目論む帝国海軍陸戦隊を海上もしくは上陸地点で撃破することだ。
その為にこの方面の制海の要たるプリンス・オブ・ウェールズが派遣されたのだ。
だが、細長いマレー半島のどこに帝国軍は上陸するのか。上層部はベナンだと予想しているらしいが
確実性はイマイチだ。

第一、今までまともに帝国に対し警戒していなかった上層部が研究していたとは思えない。
この大資源地帯に2隻の戦艦しか置いていないのが、何よりの証拠だ。
だが艦隊の指揮を執るフィリップス長官とて上層部の命に背くわけにはいかない。
だがフィリップス長官は敵がコタバルに殺到すると予想していた。シンガポールをすぐ包囲できるベナン
への上陸は一見理に叶っているようだが大型砲台で防備されたベナンへの敵前上陸など事実上不可能だ。

それ以上に心配なのは、この方面に帝国海軍の誇る高速水雷艦隊が展開しているということだ。

26 :名無し獣:02/05/05 19:26
終われよ

27 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 19:35
大きく艦が揺れる。面舵をとって風下に立ち、観測機を収容するらしい。
ウルトラの飛行甲板中央に据え付けられたクレーンが海面へと下がってゆく。

甲板上へと引き上げられるフロート装備のグライドラー

航空機  こいつがなかなか曲者である。
ちょっと前までは空を飛ぶのがやっとだった飛行ゾイドがシンカー開発以後、攻撃・偵察・哨戒と
多岐に渡って運用できる万能性を見せ始めたのだ。
我が海軍の艦艇もちょくちょくシンカーに喰われるようになってしまった。

この海域は多数の諸島がひしめき合っている。当然航空基地も数多く、我が艦隊への帝国空軍の攻撃も免れないだろう。
敵の水上艦隊に無数の航空基地。
これをかわしつつ敵の陸上部隊を叩けるのだろうか?


28 :名無し獣:02/05/05 19:37
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と言うわけなので、もう書き込まないで下さい。

偽シュバルツもこう言っているぞ!(w

29 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 19:55
太陽が水平線に沈み、南方特有の夜光虫が月の光に蒼く輝く夜の海に煌めいている。
涼しい風景ではあるが思いの外気温が高く、暑苦しい。

前方を警戒しつつ先行するフロレシオスが遠くにうっすらと見える。
少しばかり南方の空気を楽しんでいた私であったが、突然かかった艦内放送に驚かされた。
ガンルームへと駆け込んだ私は同僚達の顔を見回した。皆、緊張した面持ちだ。
「我が陸上航空基地より発進した偵察機がバターン海域を高速で南下する敵艦隊を発見した」
どうやら敵さんのおでましらしい。帝国海軍得意の夜戦を挑んでくるつもりだ。
「我が艦隊の主目標は敵上陸部隊につき敵艦隊との交戦は極力回避する」
共和国海軍らしい、犠牲を恐れる態度が滲み出ている。戦力差をものともせず一路南下してくる帝国海軍とはまるで違う。
「各員第一級警戒。不測に事態に備えよ」
放送が終わると皆ラッタルを駆け昇り持ち場に着いた。私の持ち場は右舷第二砲塔である。
夜の空だが、月が出ている為かなり明るい。この月に私は言い表せない不安を抱いた。


30 :名無し獣:02/05/05 19:57
来襲機は99機と見た。
まあ再利用は買うからガソバレ。上げんなよ。

31 :名無し獣:02/05/05 20:00
なりきりじゃなくて小説じゃん。
小説もなりきりと同じ扱い難なの?

32 :名無し獣:02/05/05 20:07
妄想系という意味じゃ同じだろう。
本来ならオリジナルバトストスレに行けと言いたい所なのだが?
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi/zoid/1008860930/l50

33 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 20:11
本来なら増速して敵艦隊を突き放すべきだが、敵の上陸予想日に合わせなければ襲撃は出来ない。
結局、予定通りのコースを予定通りの経済速度で進んでいる。

敵はブラキオスを中心とした水雷艦隊らしい。敵は47ノットの快速巡洋艦である。こちらは18ノットの
低速でゆっくり走っている。大丈夫なのだろうか・・・




34 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 20:15
>>30
sageつつひっそりやります。
>>32
誘導済みません。ただこのまま駄スレとして削除されるのもなんとなくもったいないので・・・

35 :名無し獣:02/05/05 20:16
小説書いてる人へ

>>26,>>28は放置してがんばってくれ。けっこうイイ。

36 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 20:28
同時刻、帝国艦隊は予想外の混乱に陥っていた。

敵航空機が上空に現れ、照明弾を投下したのだ。

色めき立つ帝国艦隊。背部対空砲が空に花火を打ち上げる。
次々と炸裂する高角砲弾。夜の空に墨は目立たない。だが空に閃光が走る。。

尾を引いて墜落する敵機。安堵する艦隊乗組員。しかし、どうも様子がおかしい。
あの機影は・・・シンカーだ。
最悪である。同士討ちを起こしてしまった。急いでランチが海に投げ出され、パイロットを救助に向かう。
罪悪感に胸を痛めながら乗組員はオールを漕ぐ。だが

遅かった。

機体は瞬く間に沈み、油が薄暗い海面に鈍く輝いていた。

37 :名無し獣:02/05/05 20:40
これ、渋いな。

38 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 20:45
予想された敵艦隊との遭遇は無かった。
プリンス・オブ・ウェールズは相変わらずゆっくりと南下していた。空が美しく赤く染まってゆく。
幻想的な風景に見とれてしまう。従軍カメラマンを載せてくるべきだったとさえ思った。
紫とも赤ともつかぬ色に雲が染まり、海面が輝く。

先行するフロレシオスの航跡さえ美しい。
だがここが戦場であることに変わりは無かった。昨夜は敵艦隊と遭遇しなかった。
何故敵が追い上げてこなかったのかはわからない。ただ遭遇するのが今日以降に延びただけだ。
それに昼間は敵の航空機が襲撃してくる。
本当に敵の上陸部隊を攻撃すべきなのか?敵の艦隊を撃破した方が良いのではないだろうか?
輸送船団なら航空攻撃で充分壊滅できる。だが戦艦はそうはいかない。
予定通りにコトを進めることに固執しすぎれば、必ず先手を打たれる。

敵は、こっちの予定には従ってくれないのだから

39 :名無し獣:02/05/05 20:47
マレー沖海戦のパクリかと思えばそうでも無かったか。
続きガンバレ。

40 :名無し獣:02/05/05 20:52
とりあえずガンガレー!!
良スレになるか糞スレになるかは>>1次第だ!
武田騎馬軍団は良かった。犬夜叉は糞だった・・・

41 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 20:53
帝国艦隊は、40ノットの高速で南下していた。しかし共和国艦隊に追いつくことは出来ないだろう。
余りにも時間を喰いすぎた。その上全将兵が等しくやりきれなさを抱いている。

事故で味方を失うならまだ良い。だが同士討ちはもっとも辛い。

撃墜の瞬間、手を叩いて喜んだ自分たちに怒りを覚えていた。
ブラキオスは無表情に旭光射す海面を走り続けていた。
誰もが空を見上げている。美しさを楽しむ余裕など 無い。

ただ 航空機が現れないように祈るのみだ。

42 :名無し獣:02/05/05 20:59
描いてる人は>>1なの?

43 :名無し獣:02/05/05 21:00
sage忘れスマソ

44 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 21:05
敵艦隊が疑心暗鬼に陥ってることなど知る由もなく、美しき海域を進むZ艦隊。
朝の7時、ポケットの作業員が見送る中、飛行甲板のカタパルトからグライドラー水偵が放たれる。
上空哨戒の為に日に三回、水偵は上空に上がる。その最初の射出である。

グライドラーの翼が日の光を受け黄金に輝く。
私たちは艦隊上空を旋回するグライドラーに見とれていた。
私は状況判断の甘い上層部を常に声を大に批判してきた。ガンルーム内での演説ではあるが・・・
私はすぐに自分がもっとも敵を過小評価していたと思わされることになった。

45 ::02/05/05 21:16
ちょっと書き込んで親と一緒に外食に逝ったら何だよこの書き込み・・・
俺が書いているのはあくまでもZAC2052年の大陸間戦争時代のニクス大陸
(地球だと遥かな未来)にタイムスリップしたドイツ空軍の物語、かわぐ
ちかいじ「ジパング」の逆バーション書いているのに・・・(怒)
(sageないとウザがれるのでsageた)

46 ::02/05/05 21:20
をい、Sink the ULTRASAURUS描いたやつ。人のスレ乗っ取るな!!

47 :名無し獣:02/05/05 21:20
いいから>>1はすっこんでろ。

48 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 21:21
[特殊潜行艇U-241 07:58 サンベルナルジノ海峡]
[敵艦隊發見ス。サンベルナルジノ海峡ヲ毎時20ノットニテ航行中]

帝国海軍の名将リンデマン提督が将旗を掲げる重巡洋艦ブラキオス級「ドーセットシャー」にこの通信が届いたのは8時きっかりであった。
各海域に張り巡らせた偵察潜水艦隊の第7索敵線に敵が引っ掛かったらしい。
予想通り、敵艦隊は出航後の予想ルートを突き進んでいる。制海権は我々が握りつつある。敵が裸の給油艦を派遣するとは考えにくい。
故に敵は燃料を無駄に出来ない。予想されたルートは経済速力で会敵への最短ルート。
歴戦の名将だけはある。

ウオディック-241からもたらされた情報は次々と分散配備されている艦隊や航空基地に伝えられた。
状況を伝える電文の最後にリンデマンが通信員に一言付け足すように言った。

「見敵必戦  これは帝国海軍の伝統である 各員の奮迅を祈る」

49 :名無し獣:02/05/05 21:22
>1
乗っ取られたんか・・・
でもアナタの設定ならば自分でバトストスレに書き込んでもいいんじゃないかな。

50 :名無し獣:02/05/05 21:24
>>1に対しては批難轟々、Sink the ULTRASAURUSを書いた奴にはまわりは好意的。
この結果が全てを物語っているが?
クソスレを何とか良スレに生まれ変わらせようとしているところにケチつけんな>>1

51 ::02/05/05 21:31
わかりました。もう金輪際、関与しません。読者の一人としてウォッチング
します。この板とスレはあくまでも俺個人の所有じゃないからな。でも、な
んで海戦モノ?俺は題名の通り、空戦モノを描きたかったのに・・・

52 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 21:32
見敵必戦

これは帝国海軍創設以来の伝統である。だが、敵を目の前に今正に攻撃せんとするウオディック
には全く逆の命令が下される。
「敵を追尾し、状況を伝え続けよ。攻撃することは時期尚早にして自重すべし」

ウオディック艦長は当惑し、水雷長は憤怒した。乗組員は声を荒立てた。
「何故、パーフェクトゲームを行える状況で我々を制止するんだ!司令官は気違いか!?」
艦長は悩んだ。だが彼は追跡続行の決定を下した。リンデマン提督は信頼できる上司だ。何か考えているに違いない。
艦内放送をかけ、自ら乗員に呼びかけた。

「提督を信じろ。帝国海軍を信じろ。そして私を信じてくれ」

ウオディックは息を潜め、巨大な艦影を睨み続けた。

53 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 21:36
済みません>>1さん。
すっかり立て逃げかと思ってしまい勝手に話を書き始めてしまいました。済みません。
ちなみにドイツ空軍についてものを書けるほど知識がなかったのでこんなんになっちゃってます

54 ::02/05/05 21:44
>53
・・・・・・こう謝罪されても・・・
それに俺は立て逃げするつもりはない。じっくり考えて描くつもりだった。
歴史群像や独空軍に関する資料とにらめっこしながら
(外食したのも気分転換の一つ。親に誘われたし・・・)
でも、俺よりSink the ULTRASAURUSのほうが好意的に受け止めて
いるから、続けてもいいよ。俺が余計な口出ししたらなんて叩かれる
か・・・

55 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 21:55
この方面に展開する共和国空軍のほぼ全力が集うクラーク飛行場。ここで2機編隊の偵察隊が7隊、合計14機のプテラスが
発進準備を始めた。プリンス・オブ・ウェールズからの要請があったのだ。

賢明なフィリップス長官があらかじめ敵艦隊の現状把握と緊急時の支援の為、空軍に頭を下げたのである。
これも伝統なのかどうかは知らないが、昔から海軍は空軍と仲が悪い。
高慢な指揮官であればよっぽどの危機的状態で無ければ空軍に頭を下げるのを渋りがちだ。
だがそこは紳士たるフィリップス長官。常に艦隊のことを考えていられる。

だが予想外のことが起こる。クラーク飛行場が大空襲に見舞われたのだ。
既に離陸した14機のプテラスを除き共和国の陸上航空隊は事実上 壊滅した。

帝国海軍航空隊の最新鋭機、レドラーが邀撃にでたプテラスをことごとく撃墜したのだ。


56 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 22:06
航空隊の壊滅を知ったフィリップス長官は思わず空を仰ぎ、神に祈りを捧げた。
14機のプテラスが助かったのがせめてもの救いだ。今は艦隊乗組員には知らせないでおこう。
帝国はこの方面に主力を投入している。資源の乏しい帝国にとって大資源地帯の制圧こそ最優先事項なのである。
上陸部隊も予想より早く進行してくるかも知れない。

本隊から一隻のフロレシオスが偵察へと派遣された。コタバルへ強行偵察を行うのが目的だ。
真剣にベナンへの上陸を考慮せねばならないかも知れない。敵は既に空の脅威を取り除いた。

我々が撃破されれば、帝国はシンガポールを直接攻略しかねない。
我々が負ければ・・・

57 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 22:19
「首尾はどうだ」

クラーク大空襲を仕掛けた帝国空軍タイニー飛行場の基地司令サックランドは
攻撃隊指令アドルフ・ガーランドにそう言った。
「完全な奇襲成功です。敵の邀撃機もすべて飛行場に強制送還してやりましたよ」
自信たっぷりに応えるガーランドの表情がすべてを物語っていた。

失われたのはたった3機のレドラーだけである。シンカー急降下爆撃隊も傷こそ負ったものの
全機無事帰還した。

「空の脅威は、取り払いました。閣下。次の目標は?」
「もちろん、フィッリップスの艦隊だ」

58 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 22:27
我々の上空に数機のプテラス機が現れた。何度も上空を旋回し我々に挨拶している。
心強い限りだ。

旋回が小さくなった。司令機とおぼしき1機が低空へ躍り出て我々にジェスチャーをしている。

敵潜・・・!
プテラスのパイロットは蒼く澄んだ海面に映る黒い影を見逃さなかった。
「対潜戦闘!爆雷投下!」
怒号のような叫びが艦内に響き、それもまた爆雷の音に掻き消される。
爆雷は海水を沸騰させただけになってしまった。敵はまだ近くにいる。
狙われていると自覚しているとき程恐ろしいものはない。
艦隊は対潜警戒で速力を一気に40ノットにまで引き上げた。足の遅い水中の潜水艦を引き離すのだ。

59 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 22:39
勢いよく海面を滑るプリンス・オブ・ウェールズにプテラスが付き従う。
ウオディックもさすがに追いつけないらしく、黒い影は見あたらない。

飯時の料理店の様な状況を呈する旗艦の司令部に先遣隊のフロレシオスからベナンの状況が伝えられた。
「国籍不明ノ輸送船ベナン沖ニテ発見ス。数5」

敵はベナンに上陸する!

フィリップスは確信した。艦隊は速力そのまま、一路ベナンへと向かった。補給はベナンで受ける。
ベナンは我々が守ってみせる。

60 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 22:55
破局は呆気なくやってきた。それも空からである。

目標がベナン港を強襲潜せんとする敵輸送船団と放送されると私は俄然活気づいた。
砲術畑出身の私にとって砲撃戦ほど望むものはない。
そのとき、対空戦闘準備のサイレンがかかった。私は慌てずに砲弾を徹鋼弾を対空焼夷弾に切り替えた。
訓練通りやれば、航空機は撃退できる。

射撃指揮装置に従い仰角を定める。そんな中、頭上で虐殺が開始された。一方的な空戦だ。
次々とレドラーの切断翼がプテラスを引き裂く。煙を引いて一機、また一機とプテラスが堕ちてゆく。
低空から魚雷を抱いたシンカーが殺到する。
シュトルヒが小型ミサイルを上空から乱射、飛行甲板がめくれ上がる。
脇腹に魚雷が突き刺さる。大きく震え、油を流す。その様はまさに血を流し苦しむ姿であった。
対空砲は美しい青空をどす黒く染め上げ、機銃弾は敵機へ吸い込まれていった。

なのに、堕ちない。

私はそのとき大艦巨砲主義の終焉と航空主兵の到来を目の当たりにしながらも、それを認めることが出来なかった。

61 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 22:59
それから間もなく、レパルスは波間に消えた。旧式艦故の耐久性の低さが露呈した。

最新鋭のプリンス・オブ・ウェールズは不沈戦艦
沈むことはない。現にここまで魚雷を喰らっているのに浮いているんだ。大丈夫だ。

62 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 23:08
それから私はフロレシオスに救助され、そのままコレヒドールへと送られた。
ベナンはもとよりシンガポールも陥落し、私の艦も沈んだ。

まるで白昼夢を見ているようだった。あとからフロレシオスの乗員に聞いた話だが「紳士」フィリップス提督は
脱出を懇願されながらそれを潔く断ったという。そしてこうも言った。

プリンスの乗組員で助かったのは、私だけだと

63 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 23:10
戦争が終結してもう何年経ったろう。私は一人で観光地となったベナンへ訪れた。
明るい市街では浮いた存在だった私もかって軍港だったベナン港では寂れた風景に溶け込んでいた。

一隻のボートを借り、私は沖へ出た。花束を抱いて・・・

64 :Sink the ULTRASAURUS!:02/05/05 23:11
終了です。なんかいきなり書き出したから最初のとあんま関係なくなっちゃったな。


65 :名無し獣:02/05/05 23:24
終わったようですね。誰か続き書きますか?それとも放置プレイにしますか?
或いは本題通り1に書いてもらいますか?書き始めていきなり叩くのはあんま
りだし・・・(別に1に同情しているわけではありません。誤解しないように。
このスレを今後どうするか知りたいだけ)

66 :名無し獣:02/05/05 23:31
>1も書こうYO!

67 :名無し獣:02/05/05 23:33
>>1>>2で突っ込まれたにもかかわらずなりきりみたいな書き方したからねぇ、
叩かれても仕方が無いでしょう。
そこらへんがちゃんと出来るなら>>1が復帰しても良いんじゃない?

68 ::02/05/05 23:37
>67
なるほど、なりきりみたいなやり方がまずかったか・・・
いっそ、仕切りなおすか。
では、復帰します。

69 :名無し獣:02/05/05 23:39
まあ、叩くのは1が書き始めてからでも良いかと。
このスレもここで終わりにしてしまうのはもったいないから。
1が書き終わったらVSドイツ空軍で書ける人が新たに書き始めて行って・・・
マターリと1000まで消費できたらいいな。

70 :第一章時空を超えたパイロットたち:02/05/06 00:16
イヴァンども(ソ連軍の蔑称)がイリューシンIl-2シュトルモビクで飛来したとい
う報を受けたJG52(第52戦闘航空団)は直ちにスクランブル出撃した。クルピンス
キー大尉を飛行隊長とする迎撃部隊はハリコフから南西100km地点での定時コ
ールを最後に通信が途絶えた。司令部はイヴァンの奇襲を受けて全滅したと考え、
直ちに地上部隊が現地に派遣されて調査を行ったがおかしいことに航空機の残骸が
なくまるで消えてしまったかのようだった。
「・・・!?ここはどこだ?みたこともない景色だ・・・」
クルピンスキーの副官、ゲルハルト・バルクホルン大尉があたりを見回しつぶやいた。
!!
隊長機が見当たらない!どこだ!?
「クルピンスキー隊長、応答願います」
ラジオの周波数を変えながら交信を求めた。
「ザザッこちら、クルピンスキー。5時方向の斜め下にいる。いったん着陸せよ。
これはただ事じゃない」
「ヤヴォール。隊長殿」
草原地帯に着陸するバルクホルン大尉操縦のメッサーシュミットBf-109G6。
クルピンスキー隊長、バルクホルン大尉の他、共に出撃した第三飛行隊隊長
のギュンター・ラル大尉、エーリッヒ・ハルトマン中尉、ヴィルヘルム・バッ
ツ中尉、ヘルムート・リップフェルト中尉など数機が次々と着陸した。

71 :第一章時空を超えたパイロットたち:02/05/06 00:28
「全員集まれ!少し話がしたい」
クルピンスキー大尉の鶴の一声でパイロット全員が集まった。
「隊長殿、一体ここはどこなんです?」
「そんなこと俺が知りたい。判るのは飛び立って30分ほどたった時、出くわ
したあの低気圧。風が強く、遠くで雷が鳴っていた頃、突然、ピカッと光っ
ただろ。ひょっとしたら俺たちは北欧神話でいう『ヴァルハラ』ってとこに
片足入れたかもよ」
「そんなまさか・・・でも、信じがたいことが起こったのは確かだ。クルス
クの平原は?ハリコフ市は?上空から遥かに望むコーカサス山脈も見えない」
得体の知れない土地に放り出されたパイロットたちは次第に不安の色を隠せな
くなった。

72 :第一章時空を超えたパイロットたち:02/05/06 01:13
「ん、何か近づいてくる!?」
タバコをふかしていたラルが黒い影を見つけた。
小山のような黒い影が近づいてくる。一つだけではない。数えれば2,3
・・・5つもある。
「・・・!!嫌な予感がする。直ちに飛びたて。燃料は大丈夫だろう」
「ヤー!隊長殿」
パスファインダー(先導機)を先頭に次々と飛び立つBf−109G6。地面から
離れて急上昇し、地面を見渡す。そこには見た事もない物体を見た。
「何だ、あれは?」
「ゴリラのように見えるが・・・ゴリラってあんなに大きかったか?」
通信ラジオを通じて口々に飛び交う会話。その時、気付いたのか肩が開いて
何かが飛び出してきた。
「な、地対空ロケット弾だと!?我が国防軍で開発中の新兵器を何でこんな
ところに・・・!?」
「全機、回避しろ!あれにあたったらただじゃすまない!」
クルピンスキー、ラルの怒声に近い命令が飛行隊に行き交う。
回避行動に入るBf-109G6の群れ。しかしそのロケットは追尾してして来た。
「隊長!あのロケット弾、追尾してきます。まるで意思を持っているかよう
に」
「バカ野郎!音響式の追尾魚雷ならいざ知らず、ロケットが飛行物体に追尾
してくるなんて話は聞いたことがない」
「しかし、現に・・・」
「急上昇しろ!最高速度650km/hのスピードなら追いつけまい」
「ヤー」
Bf-109G6の心臓、ダイムラーベンツDB605AMエンジンが咆哮し、雲を突き
抜け急上昇する。ようやく振り切ったとパイロットたちは胸を撫で下ろし
た。しかし、前方を見れば何か飛行物体が見える。レシプロ機ではない。
鳥のように見えるが鳥でもない。しかも、何やら空戦中である。
「隊長、あれは何でしょうか?」
「わからん。しかし、空戦中の飛行物体はなんとなく紋章のワイバーンか
ドラゴンに見える。やっぱり俺たちは死者の国ヴァルハラに来ちまったん
じゃないか?」
「隊長、俺たちは死人じゃありません」
上空を滞空し、様子を見ていたクルピンスキー大尉たち。しかし、赤いド
ラゴンが青い鳥みたいな飛行物体に撃墜されそうになった。
「ゲルハルト、ギュンター。赤いドラゴンみたいなヤツが苦戦しているよ
うだな・・・加勢してやるか?」
「ドラゴンを助けるなんてジークフリートもあきれますよ・・・まあクル
ピンスキー大尉に任せます」
「よし、全機殺されそうになっている赤いドラゴンを助けに行くぞ。異存は
ないな?」
Bf-109の群れは空戦中の真っ只中に突撃した。その光景はまさに蒼穹の騎士
のようであった。

73 :名無し獣:02/05/06 13:50
続編期待age!

74 :名無竜:02/05/06 13:55
激期待!

75 :名無し獣:02/05/06 14:12
>>1さんイイ感じだぞ!

76 :名無し獣:02/05/06 14:15
まあ・・・ジサク云々はいいや。続きは誘導先でやるべき。
あと舞台がコーカサスやらマレーってのがいただけない・・・。ゾイド星にしろよ。

77 :名無し獣:02/05/06 14:26
ゾイド星……ふるい言い方だな。

78 :名無し獣:02/05/06 14:51
>76
西方大陸にマダガスカル島ってのがあるんだが・・・(ファンブック2地図参考)

エウロペはヨーロッパと同じ綴り

79 :第一章時空を超えたパイロットたち:02/05/06 14:54
空戦中の真っ只中に飛び込んだクルピンスキー大尉たち。Bf-109G6の群れは
青い鳥のような飛行物体に向けてラインメタル20mm機関砲を乱射した。
「!!なんだ、あの飛行物体は?見たこともない!」
ドラゴン型ゾイド、レドラーを追いまわしていたテラノドン型ゾイド
レイノスのパイロットは突然の奇襲に驚いた。
「!?何だ、あの国籍マークは?○に雷のマーク?見たこともないぞ」
「隊長、あの飛行物体の後ろを見て下さい。BMWやユンカースで開発中
のジェットエンジンというのを背負っているみたいです」
「地対空ミサイルといい、ジェットエンジンといい何故、ここには国防軍が
開発中の新兵器があるんだ?」
クルピンスキーは次々と起こる事態が全て信じられないことだった。だが、
ここで弱音を吐いたら隊員たちに示しがつかない。何があっても常に毅然
とした構えを見せなければ・・・
「上昇し、太陽を背に一撃離脱であの『青い鳥』を撃ち落す。行くぞ、ゲル
ハルト、エーリッヒ!」
クルピンスキー、バルクホルン、ハルトマンの三機は直ちにケッテ(三機編
隊)を組み、上昇。太陽を背にレイノスをめがけて一撃離脱の突撃を敢行する。
「一斉に射撃をする。弾丸は大丈夫か?」
「大丈夫です。十分残ってます」
「よし、俺が翼を振ったら射撃しろ。それが合図だ」
「了解」
「ヤー」
クルピンスキーのBf-109G6が翼を振った。それと同時にレイノスめがけ、
20mm機関砲、30mmモーターカノンを撃ち出す。弾丸は次々にレイ
ノスに命中する。20mmと30mmをあわせて九つの機関砲弾を受けた
のだ。無事ですむわけもない。たちまちレイノスは発火炎上し、爆発した。
「敵は、もういないな・・・みんな無事か?」
「全機無事です」
クルピンスキーの問いにラルが答えた。彼もただ見ていたわけでもない。
クルピンスキー同様空戦に突っ込み、レイノスを二機、バッツ、リップ
フェルトと共に撃墜した。
助けられたレドラー4機のうち、隊長機と見られるレドラーがが翼を下に振った。
「下に降りろ」という合図である。
「隊長、あの赤いドラゴン、下に降りろって合図を出してます。どうしますか?」
「あのドラゴンはどうやら航空機の一種らしい。誰か乗って操縦しているか
もしれない。下に降りてパイロットの顔を見てやろう」
「ギュンター、下に降りるぞ。先導してやれ」
「ヤー」
先導をつとめるラルのBf-109G6を先頭に雲を突き抜け地上に降りていく。
先にはレドラーがいた。
無事に草原に着陸したレドラーとBf-109G6。だが、Bf-109G6のパイロット
たちは聞きたいことや知りたいことが多かった。ここはどういう世界か、
現世なのかヴァルハラのような死者の世界か・・・

80 :名無し獣:02/05/06 17:01
>>78
それがどーしたよ?

81 :第一章時空を超えたパイロットたち :02/05/06 22:26
草原に降りたクルピンスキーたちはレドラーに近づいた。
「見たこともない飛行機だぜ・・・」
パイロットたちは口々に語り合った。
レドラーのコックピットが開き、パイロットが縄梯子を架けて降りていく。
「おかげで助かりました。もうダメだと覚悟したのですが・・・リーダーは
誰なの?」
驚いたことに女性の声である。しかもドイツ語だ。
「ドイツ語が通用するみたいだ。俺が話そう」
クルピンスキーが率先してレドラーのパイロットに会釈した。
「私はドイツ空軍ヤークトゲシュバーターJG52第二飛行隊隊長、ヴァルター・クル
ピンスキー大尉だ。ソ連空軍を迎撃に向かったのだが気が付けばこの場所にいた」
「ドイツ空軍?ソ連空軍?どこの国の話ですか?ここは暗黒大陸ニクス。ガイロス
帝国の支配下にある大陸です。現在は侵攻してきたヘリック共和国軍と戦ってます」
「暗黒大陸ニクス?ガイロス帝国?こっちこそ聞いたことがない国名と知名だ。一
体、俺たちの身に何が起こったというんだ?そう言えば貴女の名前を伺ってなかった。
こちらは名乗ったのだからそちらも名乗るのが礼儀だろう」
「これは失礼。私はガイロス空軍第5レドラー飛行隊所属、ロレッタ・エリクセン
少佐と言います」
俺たちは女性が隊長を務める飛行隊を助けちまったのかよ・・・しかも階級は俺たち
より一つ上だし・・・とクルピンスキーは思わすつぶやいた。
「ここで立ち話はなんでしょうから我々の基地まで来ませんか?北へ100kmという距離
ですが・・・」
確かにここで立ち止まってもしょうがない。彼女を申し出を受け入れるのが無難だろう。
「では、お言葉に甘えて・・・ところで基地には航空燃料のガソリンはあるか?」
「ガソリン?飛行ビークルや軍用車用のガソリンならないこともありませんが・・・」
「この飛行機はガソリンで飛ばないのか?」
クルピンスキーはレドラーを指して言った。
「レドラーはゾイドです。ガソリンのような燃料はいりません」
「ゾイド?ゾイドとは何だ?」
「ゾイドを知らない?信じられません。この惑星じゃ当たり前の生物なのに・・・
あなた方は何者なのです?」
「な、この飛行機は『生き物』なのか!?」
「そうです。ゾイドは別名『金属生命体』と言います。この惑星では自動車や船舶
のように作業用、軍用に使われています」
・・・信じられないことの連続だ。国防軍が開発中の新兵器を当たり前のように使い
まして航空機まで『生き物』なのだから・・・
「隊長、俺の憶測ですがここはどうも地球とは違う別の世界だと思います。風景こそ
見慣れてませんがなんとなくドイツの平原に似ています」
副官のバルクホルンが話しかける。
「ん、ああ。そうだな・・・バルクホルン。俺は彼女の申し出を受け、ここから北へ
100kmの彼女の基地へ飛ぶ。全員にそう言ってくれ」
「ヤー」
バルクホルンはそう言うなり、Bf-109G6を駐機している所へ向かった。クルピンス
キーは考え事をしながら自機のもとへ向かって歩いていた。

82 :名無し獣:02/05/09 13:51
続き期待age

83 :名無し獣:02/05/09 16:55
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ango/8442/


84 :名無し獣:02/05/09 18:58
ji

85 :名無し獣:02/05/18 01:05
age


86 :名無し獣:02/05/18 02:21
雑賀孫一のオナニースレッド

87 :名無し獣:02/05/18 03:56
何でも雑賀にするなよ

88 :名無し獣:02/05/18 12:24
>>1はやっぱり立て逃げた

89 :名無し獣:02/05/18 20:56
立て逃げ

90 :名無し獣:02/05/18 21:04
>>1はなんだかんだ言いながらも立て逃げか…最低だな。

91 :名無し獣:02/05/18 23:38
>>1、死んだのかもよ。

92 :名無し獣:02/05/18 23:39
               £__
              / ̄   \
     〜 &     |      :::|
         ~       |      ::::|
              |    1  ::::::|
             |       ::::::|
             |     の  :::::|
             |       :::::::|
               |    墓  :::::::|
               |       :::::::::|
              |  ∬      ∬:::| チーーン、、、
               |  ii ,,≦≧、 :ii :::::|
            _ |  旦‖===‖旦::::::| _
    -W-----┘二二二二二二二二二└--ff---\--


93 :名無し獣:02/05/18 23:48
騒いでみたものの、Sink the ULTRASAURUS! に敵わないと逃げ出したのだろう。
と言ってみるテスト。
Sink the ULTRASAURUS!書いた人続編キボンヌ。

94 :名無し獣:02/05/18 23:51
SINKも>>1も同一。ま、いいけどさ。

95 :名無し獣:02/05/19 00:43
「Sink the ULTRASAURUS!」をバトストスレあたりに移動して、いっそ削除依頼でも出すとか

96 :名無し獣:02/05/19 02:32
バトスト過去ログ保管場所に納めてもらえるようお願いしてみる?

97 :Gustav hunting:02/05/19 10:55
中央山脈中部、ミドル・ハイウェイ
ここは帝都へと迫る共和国前線部隊の大動脈である
毎日、数多くのグスタフが行き来している

それを獲物として仲間内からも「ハイエナ」とか「死肉漁り」とか言われる仕事を俺達はやっている。
騎士道やら矜持やらを大事にする帝国の兵士達には非武装のグスタフを攻撃するのは帝国軍人として
恥だとでも言いたいんだろうか。

俺達が一日、仕事を休めば帝都は陥落すると思うんだがな

98 :Gustav hunting:02/05/19 11:08
俺は元は死刑囚だった。皇帝の為だとか国民の為だとか看守が長々と話していたが、どうも戦争で人不足になって
俺みたいなグズまで引っぱり出して来なきゃならなくなったらしい。
俺に家内はいないし、親父は先に死んだ 隣の独房でな。
会ったこともない皇帝の為に死ねと言われてもねェ・・・
国民つったって、みんなして俺達を冷たい目で見てる癖して、出征の時は万歳万歳。呆れるわ。

ここの部隊長も無期懲役、若い連中は大体、脱走兵や10年以上のムショ暮らしを約束されてたハズの奴等だ。
つまりは、この部隊 どうしようもない連中が掻き集められた懲罰部隊ってワケ。
仕事も皆やりたがらない弱い者虐めと来た。でもこの仕事、楽じゃなくなってきたから困る。

99 :Gustav hunting:02/05/19 11:22
今、山奥の小さな開けた場所に俺達は駐留している。刑務所から出て、久々に娑婆の空気吸えたと思ったらすぐに
駅に行かされて、そのまま軍用列車に詰め込まれて、山の中に降ろされた。
一番最初の駐留場所は広い平地で、なんとも清々しい場所だった。
それが敵さんの捜索隊に嗅ぎ付けられて、奥へ奥へと転々とし、今じゃ狭苦しい箱庭みたいな場所に居る。

隊長自慢の愛機、サイカーチスも木によじ登ってから空へ飛び上がる。ヘルキャットも縮こまって可哀想なくらいだ。
おまけに阿呆なのが駐留地の真後ろに監視塔立ててこっちのこと睨んでる憲兵だ。場所を敵さんに教えてるような
もんだ。街中でもムショでも戦場でも、お巡りってのは嫌なもんだ。
部隊の若い連中の中には塔の爆撃を懇願する奴さえ居る。昔の俺と変わんな。

100 :Gustav hunting:02/05/19 11:36
4時、6時、9時、11時、1時、4時、6時、8時・・・・
敵の運ちゃんは大抵この時間ごとに来る。30分位前に気怠く支度を始め、出撃。
隊長さんのサイカーチスが上から獲物を探しに行って、あらかじめ決めておいた襲撃ポイントに
集まって、待機。
隊長の連絡待ちの間、勝手に寝たり、ポルノ読んだり、酒を持ち込んでた馬鹿も居たな。
んで、ダンゴムシ発見の連絡。

俺のヘルキャットを先頭にマーダやゲルダーが続く。皆、立派な旧式機だ。
森の中を勢い良く駆け抜けて、ミドル・ハイウェイに出る。今日は第2ルートらしい。
敵は運ちゃんのダンゴムシ4匹に番犬3匹、ちょっと不味い。
コマンドウルフにこっちの旧式機が敵うかってんだ。分散して静かに待つ。

隊長さんが敵さんにプレゼントを持ってきた。60s小型爆弾。
道にちょいとした小穴を空けるにゃ丁度良い


101 :Gustav hunting:02/05/19 11:49
急ブレーキの音が響く。
勢い余って穴にのめり込むグスタフ。
狼共はキャンキャン騒いでやがる。ダンゴムシは腰抜かしたみたいになってやがる。
間髪入れずに番犬に群がるヘルキャット。もう勝負は決まったな。
後ろから歩兵を背中に乗せた薄汚いザットンが出てくる。「回収犯」だ。
グスタフの積んでるコンテナを片っ端から開いて、分捕った赤いグスタフ「スカベンジャー」に載せる。
早いトコこの残骸を山奥に隠さないとならん。
ついでに「戦果」として回収班から慰安品のコンテナくすねてやった。


102 :Gustav hunting:02/05/19 12:10
凄い凄い、共和国の兵士ってのはこんな物貰いながら戦争やってんだ。勝てるわけだ。
コンテナの中身は
タバコに酒はもちろん、飲料、本物の肉の缶詰、腐ってない野菜、パン、医薬品、精神安定剤、雑誌、モルヒネ・・・

なんでも揃ってやがる。取り敢えず皆でタバコを回して、適当に山分けする。中には弾丸とメシを交換してる奴もいる。
弾薬とかはほとんど「回収犯」が憲兵塔に持って行きやがる。仕事してるのはこっちだってのに、お陰で弾も尽きかけだ。
燃料だけはたっぷりよこす癖に。

貰った物をそのまま故郷の家族に送る親御さん想いの奴も居る。別に囚人って訳じゃないがこの部隊に送られてきた。
理由は本人は語らないが、故郷が非差別部落らしい。だから懲罰部隊行き。

何の為に戦わせられてるんだ?アイツはさ


103 :名無し獣:02/05/19 15:10
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
頑張ってください。

104 :名無し獣:02/05/19 16:30
だが、そんな時またしても何食わぬ顔して>>1が帰ってきて文句をつけると…
「ちょっと書き込んで親と一緒に旅行に逝ったら何だよこの書き込(以下略)」

105 :Gustav hunting:02/05/19 16:47
>>103
どうも、赤羽広々さんには遠く及びませんが、頑張らせていただきます。
>>104
それだけは勘弁して(;´Д`)
スレ違いとか、言わんといて・・・


106 :Gustav hunting:02/05/19 17:14
三つの月の光が鬱蒼と茂る木々の隙間から差し込んで、幻想的な雰囲気を生み出している。
だが満月の今頃がもっとも捜索隊に嗅ぎ付けられやすい。
月の光とは明らかに違う、探照灯の光がこちらを睨み付けている。「起きろ!」

敵さんの捜索隊は毎回、人数を増やしてる。見つけられそうな、この空気はいつ味わっても慣れねぇ
若い連中を静かに愛機に近寄らせて、いつでも脱出できるように部隊長が指示した。
俺は部隊長と共に敵さんの動向を探る。

いつまでもウロウロすんな、糞ったれめ。

俺の眼に思いっきりサーチライトの光が突き刺さった。叫び声が静かな森に響き小動物がざわめく。
「全員機体に乗り込め!来るぞ!お守りは持ったか?」

107 :Gustav hunting:02/05/19 17:39
ヘルキャットが起動し、サイカーチスの12気筒エンジンが唸りをあげ、過給器が青白い炎を噴射する。
驚くほどの数の共和国歩兵があらわれる。わずか30名ばかりの俺達探すのに・・・ご苦労なこった。
後方に居たゴドスとガイサックが木々を吹き飛ばしながら駐留地へと突っ込んでくる。

あーあ、テント吹き飛ばしやがった。

俺は若い連中を引き連れて一時退避した。状況が把握できてない上、あんな狭い場所じゃ下手に戦いを挑むわけには行かない。
それぞれ分散しつつ森へ逃げ込み、敵の交錯するサーチライトから遠ざかろうとした。
敵さん、必死になって追いすがってくるがこっちは中央山脈の地形を知り尽くしているもんでね。
それにこっちの機体は「山猫」だ。訳が違う。

上空にサイカーチスが現れて、俺達を誘導する。もうあの場所は見つかるだろうと判断して、既にもう一つ隠れ家を
探しておいたのがこんなにも早く役立つ羽目になるとは・・・

108 :Gustav hunting:02/05/19 17:57
どうやら敵さんも諦めたらしい。向こうでほのかに光っていた探照灯の光も消えた。
それにしても俺達は敵さんに捕まったらどうなるんだろうか?
あの「慰安品」を見る限り、共和国軍に転向した方がマシな軍隊生活を送れそうだし、捕虜収容所もこっちのムショより良さそうな気がする。
だが捕まるわけにもいかん。俺みたいなのはどうなっても良いが、若い連中は共和国の勝利で戦争が終わればムショにぶち込まれることも無いだろうし
万一、帝国が勝ったとしても恩赦があるだろう。帝国の勝利も恩赦もあり得ないか。

兎も角、共和国が勝ってくれるまでこっちも生き延びなきゃどうしようもない。
輸送部隊狩りは共和国の勝利を一番阻害してしまうんだが、今の装備じゃ正規の敵さんには敵わないからこの仕事でやり抜かなきゃならん。
もっともうまい飯にありつけるんだから文句は言わないが。

まだ眠い時間帯に俺達は駐留地移転後初の仕事へと向かった。一番近い第8ルートが狩り場だ。
いつも通りの部隊長の通信を受け急行する。一番近いといっても距離は結構ある。駐留地としては問題ある場所だが仕方ない。
若い連中の方を振り向くと、呆れたことに「回収犯」の赤いグスタフと薄汚いザットンもしっかりついてきてやがる。
驚くと同時に呆れてしまった。

今回の獲物は・・・少しずつ明るくなってきた空の元に数台のグスタフが現れる。

色は白

嫌な予感がする。

109 :Gustav hunting:02/05/19 18:13
嫌な予感があたった。真っ白な装甲に赤十字、いわゆる「移動病院」だ。
こいつは攻撃しちゃならない。だが念には念をと言わんばかりにゾロゾロと護衛を引き連れていやがる。

この護衛してる連中が厄介だ。

攻撃不可のグスタフと一緒に動き回って俺達のこと探してやがる。こっちは弾一発撃っちゃいけない。だが敵さんは
下手な鉄砲何とやら、こっちが目ェ開けてられないくらい撃ってきやがる。
こんなの相手に仕事なんざ、できっこねぇ。

いそいそと退避し始めるがもうレーダーに捕まっていたらしい。ケツまくって逃げるしかしようが無い。
擦れ違いざまに憲兵共の乗るゾイドを目撃する。あの馬鹿共、敵に気づいてない。
隠れ家に帰る途中、数機のゾイドが自爆するのがわかった。

まったく

110 :Gustav hunting:02/05/19 18:29
憲兵共、昼頃になって何食わぬ顔で駐留地に現れた。「新しい仲間」を連れてきたらしい。

名前はベンハム。出身地は・・・不明。捨て子だそうだ、本人は幼い頃の記憶が全くないらしい。
それから孤児院で勉強一本だったそうだが殺人罪でムショ行き。
んでもって戦時黄金コースの我らが懲罰部隊だ。

若い連中が前の駐留地後から掘り出してきた慰安品の残りをベンハムによこし、ムショ暮らしのことや
どんな奴を殺したのかと興味津々に聞いていたが、本人いわく「完全な冤罪」だそうだ。
最初、近所で事件が起きて任意で警察行ったら、捨て子だということを理由に拷問されたらしい。

マ、お巡りに素直に本当のコト話すベンハムもアレだが・・・

必死に潔白を証明しようとしたものの憲兵得意の圧力で魔女裁判。
何の因果かこの部隊へって訳だ。憲兵共はニヤニヤしながら彼の経歴を読み上げてたっけ。

部落の出身者や冤罪人は、こんな部隊に来るべきじゃない。連中に罪は無いんだからな。
戦争が終わったら憲兵共の裁判に証人としてでてやるからな。

111 :Gustav hunting:02/05/19 18:46
昨日まで向こうの監視塔から睨みを利かせていた憲兵共が、ゾイドと監視塔、それに沢山の弾薬や食料を置き去りに
して忽然と消えた。雰囲気が変わり、若い連中ははしゃぎまわっていた。

だが

憲兵隊が消えた理由はやはり帝国軍が壊滅状況に陥ったからだろう。部隊長も恐らくそうだろうと言っていた。
もしかすると俺達も帝都方面に引っ張っていかれかねない。
投降する敵部隊くらい教えていけばいいのに、ったく。

若い連中が監視塔からいろんなモノ持ってきやがった。タバコ、酒、飯、トランプ、新聞、灰皿やら椅子まで持ってきた。
これだけあれば一ヶ月は持つだろう。暇つぶしの道具もある。
そんな中、部隊長が憲兵の残していった命令書を読みふけっていた。
若い連中の中に地中に埋められていた金庫をわざわざ掘り出した奴がいて、そいつは大金を期待してたらしいが中には焼かれた
暗号表やら指令書、あいつら監視日記も焼きやがったのか・・・

部隊長が読んでいるのは火が回りきらなかったらしく無事だった命令書だった。
内容は、帝国の状況を理解するに充分なモノだった。

112 :Gustav hunting:02/05/19 21:30
命令書には、極めて平凡な俺達の監視命令とグスタフの通過数、積載物、撃破数、押収品などの報告命令が
事細かに羅列されていた。
ページをめくっていくうちに命令の内容が重要なものへとなってゆき、最後の方では悲痛な命令が幾度も出されていたのが
よくわかる。

帝都包囲網の完成、補給の途絶、昼夜を問わぬ砲爆撃、戦わずして疲弊してゆく帝都方面軍・・・
刻々と減っていく数字が帝国の終焉へのカウンドダウンとさえ思われた。

最後の命令は「部隊を撤収し、バレンシア湾へ可及的すみやかに移動セヨ」というものだった。
バレンシアと言えば北の果てにある要塞港湾都市だ。帝国軍はそこへ逃げ込むのか・・・

そんなことはどうだっていい。帝国の降伏を待つばかりだ。

113 :Gustav hunting:02/05/19 21:39
若い連中に部隊長が共和国への降伏を提案した。
旨いものも食えるだろうし、命の保障は帝国にいるよりある、と部隊長が説明したが血気盛んな奴等が
この数ヶ月の襲撃戦闘で軍人としての矜持をもっちまったらしい。降伏は出来ないと言い出したのだ。

部隊長が粘っていたが遂に力尽きて「現状堅持」となった。
それから数週間、糧秣が尽きた。
既に戦争は終わったのだろう、グスタフはもうミドル・ハイウェイを通らない。
今まで敵さんの物資を強奪して食いつないできたんだから当然といえば当然のことだ。

若い連中も弾薬ばかりあっても生きていけないとわかったのか、下山して共和国領内へ投降することに同意した。
俺はちっぽけな箱庭の様なこの駐留地を感慨深く見渡し、皆でここを去った。

114 :Gustav hunting:02/05/19 21:50
ミドル・ハイウェイの中でももっとも道幅の広い第4ルートを、即席の白旗を被せたヘルキャット二機とゲルダーの計三機に
分乗して俺達は山を下りた。隊長の愛機サイカーチスやマーダ等は初めて駐留した平地に置いてきてやった。

36人もの大世帯が小型ゾイド三機に分乗だ、壮絶な窮屈さを味わう羽目になった。
白旗被って寝てる奴も居た。場所を取る為叩き起こされていたが。急な山道を下っているためローリングも酷く吐く奴も居た。
ケツの下には部隊長が護身用にといった小銃が隠されているため、痛くて堪らん。

検問所が見え始めた。共和国の旗が確かにゆらいでいる。

115 :Gustav hunting:02/05/19 22:01
部隊長が叫ぶ
「オイ!共和国の兵士達よ!我々帝国兵の降伏を受け入れて欲しい!」

検問所から数名の兵士が現れ、何か慌てている。
部隊長は繰り返し呼びかける。共和国兵が銃を向ける。部隊長はすぐに両手をあげ、俺達もそれに習った。
共和国兵はゾイドから降りるよう指示した。操縦にあたっていた部落出身の彼が機体を停止させ、皆がぞろぞろと降りだした。

共和国兵は圧倒的な数の我々に少なからず動揺していたが、非武装だったことに安心したらしく検問所に入れてくれた。

部隊長が代表になって検問所の担当官と話し合っていた。
非武装宣言をし、帝国への忠誠が無いこと、人道的に扱って欲しいとのこと、収容所への収容を望んでいること・・・
共和国の担当官は了解したらしく、上層部に電話してみるとの答えをくれた。返答あるまでは捕虜収容所に臨時収容されることとなった。

116 :Gustav hunting:02/05/19 22:18
辛気くさい収容所だな・・・ドブ水の臭いと囚人達の羨望の目つき。帝国兵ばかりだ。
無論、俺達が正規軍と対面するのはこれが最初なんだが、酷いもんだ。皆列を成してひとつの大きな部屋に入れられる。
大きな天井に不釣り合いな小さな電灯2本、薄汚れたベトンの壁、故郷への想いを綴った落書き。

とにかく長椅子に腰を落ち着けて煙草をくわえる。煙草の煙に他の囚人がうめき声をあげる。やれやれ・・・
草臥れた靴ひもを引っこ抜いて、ベルトを投げ捨てる。上着を脱いで寝出す奴もいる。

翌朝、捕虜全員が裏のグラウンドへ集合をかけられた。部隊長が「担当員から今日電話があるはずだ」と言って集合を
拒んだが看守は俺達のケツを叩くのみだった。

凄い数だ。ざっと500人はいるだろう、薄汚い服を身に纏った髭も伸び放題の連中。俺も人のこと言えないが・・・
巨大な収容所の壁に影になっているこの裏のグラウンドは脱走防止用の高層壁と相まってまわりから見えない。防音効果もなかなかのものだろう。

部隊長がつぶやいた「若い連中に申し訳ない・・・」

117 :Gustav hunting:02/05/19 22:31
壁づたいに自動小銃を抱えた共和国憲兵が一定間隔で並んだ。ざわめく捕虜達。
俺達の部隊の若い連中もとまどっている様子だ。
お守りを握りしめるヤツ、神に祈るヤツ、涙を浮かべるヤツ、怒り狂うヤツ

そんな中、俺は今の感情を表情に表せなかった。怒りとも、悲しみとも、諦めともつかない感情。

銃を構え指揮官の「用意!」の号令が巨大な壁に響く。

俺は若い連中を庇うように抱きしめて、共和国兵の銃口につぶやいた。

「お巡りなんてのは、どこの国も同じか」

糞ったれめ

銃声が小さな裏庭に響いた。

収容所内では、検問所からの釈放を伝える電話が鳴り響いていた。



118 :Gustav hunting:02/05/19 22:32
2作目終了デス・・・なんかバトストっぽく無いな・・・

119 :名無し獣:02/05/19 22:46
乙〜

120 :名無し獣:02/05/24 23:11
(・∀・)イイ!

悲しい話やね・・・

121 :愛すべき故郷の為に〜独立戦線アルシオーネ〜:02/05/26 20:11
それは突然のことだった。北エウロペの海岸を外国の軍艦が埋め尽くした。
赤き龍の旗を掲げる外国艦は続々と陸軍部隊を上陸させた。今まで見たこともないような巨大なゾイドを引き連れて。
西方大陸を戦場としたガイロス帝国とヘリック共和国の戦いは、この日から約一年間近く続けられることになる。

大国の戦略的な理由から戦場とされた西方大陸に於いて故郷の為、同胞を救う為に立ち上がった戦士達がいた。

122 :1:二大強国の「侵攻」:02/05/26 20:12
北エウロペの港町パブリカ(帝国は占領後ニクシーと改名)に上陸した帝国軍は電撃的なスピードで内陸へ
進撃した。機動力を重視して編成された帝国機甲師団は大陸各地に点在する町や民族集落を次々と
襲撃しながら大陸中央の砂漠地帯レッドラストを目指した。
帝国上陸の報を受けた共和国軍司令部も直ちに稼働可能なゾイドをありったけ集めて北エウロペ大陸へ送り出した。
共和国軍が上陸した頃、帝国軍は既に砂漠地帯へ進出していた。先導部隊がバルジを作る格好にはなってしまったが。
共和国軍は防衛ライン構築の為に一刻でも早く圧迫し来る最前線に到達せねばならなかった。
切迫する部隊の為に現地司令官は本国の総司令部に無断で
資材や燃料、食料などの物資すべてに「現地調達」の許可を与えた。

帝国軍を撃退してくれる英雄として迎え入れられた共和国軍は、暴虐なる侵略者でしか無かった。

123 :2:決死隊:02/05/26 20:17
北エウロペのほぼ半分を掌握していた西方大陸最大の国家クラウンは帝国と共和国、二つの近代軍隊の
猛威の前にたちまちほとんどの領土を奪われた。クラウンは両国の最初の戦場となるであろう砂漠地帯に
わずかに残った自国の軍隊を派遣し、戦闘で勝利した方を攻撃し、敗北した方を後から撃滅するという構想を抱いていた。
無論、クラウンの様な古き良き時代の軍が近代装備に身を固めた両国に敵うはずもない。
だが彼らのような近代戦争を体験したことのない国に、それがどれだけ甘い考えであるかを指摘するのは酷であろう。
例えクラウンの兵士達が敵わないとわかっていても彼らは降伏を拒んだであろう。
帝国側の占領地帯は地獄と化していた。略奪、放火、虐殺、破壊・・・帝国軍の侵攻ルート上にある町は例外なく
襲われた。

クラウンの首都センチュリーもまた、例外ではなかった。
故郷を、家族を、愛すべき者達を奪われた彼らを、もはや止める術はない。

124 :3:第一次全面会戦:02/05/26 20:24
両軍の北エウロペ大陸最初の激突は、帝国軍航空隊の猛爆撃をもって火蓋を切られた。
蒼く澄み切った乾燥地帯、北エウロペの大空を数え切れないほ程の数のレドラーとサイカーチスが埋め尽くした。
共和国工兵部隊が突貫工事で作り上げた簡素な防御陣はズタズタに引き裂かれ、そこから鉄の巨獣が攻め入った。
共和国軍は敵の攻勢を逆手に取るつもりで砲兵を中心とした漸減邀撃作戦を企画し、
幾重にも地雷とカノントータス、重砲部隊を並べたが灼熱の砂漠を燃え上がらせる猛烈な空爆と砲撃に沈黙してしまった。
共和国軍の主力ゾイド、ゴドスやゴルドスは砂漠での戦闘に適していなかった為、満足に反撃できなかった。
最終的に砂漠に於ける戦いを制したのは決戦兵器たるアイアンコングの砲撃支援を受けて突撃した汎用機レッドホーンであった。
共和国は自慢の切り札ゴジュラスを砂漠という悪条件で運用しきれず忽ちの内に拠点を失った。

共和国は一斉に撤退を開始した。失った物資を現地住民から「補充」しながら
帝国は一斉に猛追撃を開始した。共和国へ物資を提供した現地住民を「粛正」しながら

125 :4:南へ延びる魔手:02/05/26 20:33
西方大陸に於ける最初の会戦は帝国の勝利をもって終結した。しかし第一次全面会戦の勝利は
共和国高速部隊のオリンポス山頂への挺身攻撃によって不完全なものとなってしまった。更に敗走する敵部隊を
追撃していた帝国側部隊も共和国奇襲部隊の必死の反撃にまさかの不覚をとってしまった。
緒戦の大戦果を台無しにしてしまった格好の帝国軍だが、寡兵ながら奮戦した共和国兵があったことを忘れてはならない。
彼らの奮戦によって帝国はオリンポス山頂で再生を試みていた伝説の最強ゾイド「デスザウラー」を損失した。
この責任問題で軍の司令官が更迭され、その間、帝国は攻勢を仕掛けられなかった。

北エウロペの混乱が少し収まった頃、近代兵器の威力を眼のあたりにし現状を良く理解したクラウンの残存部隊は
密かに北エウロペを脱出、南エウロペ大陸へ亡命した。クラウンは林立する西方大陸の小国家に帝国・共和国両国の
近代兵器の威力と彼らの暴虐さを教え、協力して外敵を排除する必要性を訴えるべく南エウロペ最大の国家レオーネへ
向かった。しかし実際に戦闘を見たことのないレオーネの王は諸国連合軍の編成に理解を示さなかった。
仕方なくクラウンの残党は次々と諸国を渡り歩き連合軍の編成を求めた。しかしどの国も外敵に敗れたクラウンが
泣きついてきただけ、程度にしか見ず連合軍編成は夢のまた夢であった。
だがクラウンの決意は並大抵のものでは無かった。出来ることなら今すぐ故郷へ舞い戻って死ぬとわかりきった戦をしたい。
安否の知れぬ家族に会いたい。だが彼らは西方大陸という弱きこの国を救う為、ここへやってきたのだ。
死んでも説得せねばならない。彼らは既に死を超越していた。

やがて転機が訪れる。ガイロス帝国軍が南エウロペのレックス湾(帝国呼称エルガイル)に上陸したのだ。

126 :5:遅すぎた連合発足:02/05/26 20:39
レックス湾に上陸した帝国軍は最新鋭のゾイドによって編成された精鋭部隊だったという。先んじて上陸し防衛陣を
構築していた共和国軍は最強クラスの大型ゾイド、ゴジュラスを擁していながら一時間足らずで敗北したことからも
帝国軍の新型ゾイドの威力が伺われる。
北エウロペの戦いは帝国が有利に進めていると言うが、未だ決着はついていない。それなのに何故、今この南エウロペ大陸へ
侵攻してきたのか、理解できる者は一人としていなかった。新型ゾイド部隊はただひたすらガリル高原へと向かって進撃
していた。それを追うように上陸した共和国軍の特殊部隊も一路ガリル高原へ向かっていた。
両軍とも上陸を果たしたのはわずかな数のゾイドであり、歩兵を伴わない部隊であった為、北エウロペで起こったような
悲劇は起こらなかった。火も、血も、涙も見ることなく侵略は行われた。
クラウンの残党は諸国の人間にエルガイル海岸の惨状を目の当たりにさせ、状況を理解させた。
巨大なゾイドの残骸と正視出来ない程の酷たらしい人間の死骸・・・

戦争の帰趨を決定することになるジェノザウラーとブレードライガーのOS争奪戦がガリル遺跡で繰り広げられている最中
西方大陸諸国連合は発足した。連合の代表、クラウンのマルクス総裁はこの連合発足を「遅すぎた」とその日の日記に書き残した。

その頃、既に南エウロペの主軸国家レオーネの首都ヴィヴィオには帝国軍の別働部隊が迫っていた。

127 :6:ガイロス・レオーネ戦争:02/05/26 20:46
連合の主軸たる大国レオーネが帝国軍の侵攻を受けたという情報はクラウンの情報部を通して諸国に伝わった。
クラウンは既に近代戦に対応できるテンポを身につけていた。
近隣諸国は直ちに手持ちの軍に出動要請を行い、連合の結束を見せつける筈だった。

だがどの国も実際に軍を動かすことは無かった。

エルガイル海岸の惨状を見れば敵に敵わないことは明白である。今、軍を向かわせても無駄な出血を見るだけだ。
自国の安全を第一に考える以上、当然の措置であったが、クラウンの代表は激怒し、帝国軍レオーネ侵攻の
ニュースに続き各国へのレオーネ支援催促文を送った。脅迫ともとれるその電文は
「レオーネは西方大陸であり、レオーネの占領は西方大陸の占領である」
と書き殴られていた。今、レオーネを見捨て自国の安全を図ったとしてもいずれは西方大陸すべてが飲み込まれる。
諸国は迷いつつも、重い腰を上げ、自国軍をレオーネの首都ヴィヴィオへ向かわせた。

西方大陸の古都ヴィヴィオはイセリナ山から吹き付ける冷たい風と、海風にのってエレミア砂漠からやってくる砂嵐
を防ぐためのレンガ造りの高い城壁を持つ頑丈な城塞都市である。頑丈な城壁と入り組んだ迷路を盾にレオーネ軍は
装備の劣悪さに苦しみながらも孤軍奮戦していた。帝国もヴィヴィオを強力な要塞に相応しいと思って侵攻してきただけはある。
旧式の大砲や小型ゾイドを主戦力とし圧倒的な帝国の猛攻に耐え続けていた。その時、遙か彼方に西方大陸の象徴
六連星をかたどった軍旗が見えた。連合は遂に団結したのだ!

128 :取り敢えず半分くらい:02/05/26 20:50
最近誰もマイバトスト書いてない・・・(;・∀・)ミンナ、ゾイド飽キチャッタ?

129 :名無し獣:02/05/26 21:08
西方大陸の視点から見た西方大陸戦役ですか…
「余所者」であるガイロスとヘリックに対する見方なんて、
実際こんな具合だったんでしょうね。
アーバインを始めとする傭兵達は極めて特殊な例でしょうし。


マイバトスト…書いた事は無くとも、やってみたいネタなら有るんですよね。
でも文章書かなくなって久しい上に、元ネタがなりきりスレ……
やらない方が無難かも。

130 :(;・∀・):02/05/26 21:21
>>129
西方大陸の小国家は戦争中、何もしなかったのか?とか妄想しつつ書いてマス。
129氏、ネタがあるなら是非書いて下さい>マイバトスト
なりきりスレが元ネタでも大丈夫でしょう、批判する人も感想付けてくれる人も居ないんだし(鬱
「自分でバトルストーリーを書いてみよう」スレに書き込むと(・∀・)イイ!と思いマス。
元々、このスレ立て逃げスレ再利用だし・・・
この過疎板が少しでも活気づけばイイなと思いつつ書いてるんですけどね・・・ハァ


131 :名無し獣:02/05/26 22:41
>>129
見てみたい。
もしかしたらなりきりスレも活気づくかも。

132 :名無し獣:02/05/26 22:49
>>130-131
んー…ちょろちょろとやり始めていますが、
自キャラを使うとは言え、ネタが活気付けとなるものではないので(大汗)。
「結末ありき」で考えついた話ですから、あまり期待には添えないでしょうし(苦笑)。

何話かでも出来たら、バトストスレの方を借りてみます。

133 :(;・∀・):02/05/27 06:00
>>132
期待シテマス

134 :名無し獣:02/05/28 00:00
なりきりネタが出てくる寸前までがある程度完成したので、
試しにバトストスレに張って来ます。
私的な用事で二、三日ネットと切り離されるので……

お目汚しいただければ、幸いです。

135 :MのCHU!:02/05/28 03:08
>>134 煤i゜Д゜;)

136 :7:六連星旗 血に染まるとも:02/06/02 21:19
六連星の旗を掲げ、城塞を包囲する帝国軍を二重包囲する形で連合軍は背後の高地から攻撃を仕掛けた。
旧式の砲ながら良く訓練された小国ミゼット軍の砲撃は入り組んだ城塞内を少しづつ進んでいた帝国軍を一網打尽にした。
城壁が砲撃で崩れると何百という帝国兵が下敷きになった。とある兵士は吹き飛ぶ敵兵をまるでゴミの様だったと言う。

しかし帝国軍は直ぐに砲塔の矛先を連合軍へ報復の攻撃を仕掛けた。
帝国の誇るミサイルや重砲、電磁砲が大地を揺るがした。連合軍は散り散りになって退避、絶好の砲撃ポイントだった
高地は激しく燃え上がり、取り残された重砲や弾薬が耳をつんざくような轟音をあげて誘爆した。土砂が空中に舞い上がり
視界は完全に失われた。極めて良好な射撃地点を失ったのは痛いが、城内への侵入を試みていた歩兵部隊を初撃で壊滅させたことを
考えれば充分であろう。

連合軍は高地を駆け下りる。吹きあがる砂埃に紛れ、迅速に、隊形を保ちつつ
自然の煙幕とも言える砂埃に身を包み、風に乗るかの如く突撃した。
「煙幕」を抜けると連合軍は一気に重砲師団のブラキオスに襲いかかった。グライドキャノンを機体右舷に特設された
ブラキオス重砲型は背部に大型射撃指揮装置を設けている為、トップヘヴィ気味である。体当たりを仕掛け、転覆させる。
重砲師団の野戦射撃指揮所に山積みにされている砲弾を狙い、誘爆を誘う。重砲師団は攻撃の回避で精一杯の状態である。
しかし混乱に陥ったのは重砲師団の最前列だけであった。重砲師団は後列に下がり、前列にレブラプター小隊が現れた。
レブラプターとの格闘戦に持ち込まれると、同級ゾイドは3対1位の戦力差を見せつけられた。
レブラプターの格闘戦に加え、支援の為に前進してきたレッドホーンの猛射に遭いながらも連合軍は2時間ほど一進一退の
激しい戦闘を繰り広げた。

やがて連合軍主軸部隊の損耗率は55%を越え、インプレッサの指揮官はこれ以上の攻撃は全滅を招きかねないと判断を下した。
帝国軍は前面の重砲部隊の後方に更に多くの小型ゾイド部隊を擁している、最初から勝ち目がなかった。
連合軍は手を振り救助を求めるレオーネ兵を振り返ることなく、撤退した。

137 :8:新たなる首都に誓う:02/06/02 21:20
ヴィヴィオは遂に陥落した。連合軍必死の攻撃の甲斐も無く、レオーネ軍は包囲網から脱出できぬまま全滅した。
城内は死体と肉片で足の踏み場も無く、死臭と硝煙の臭いが立ちこめていた。
レオーネが城内に立て籠もり最後の最後まで降伏しなかったのは、連合軍が再び現れて帝国軍を撃滅してくれることを
信じていたからかも知れない。

連合の主軸たるレオーネを失い、派遣した諸国軍も戦闘で疲弊した。しかしこの戦闘で諸国はようやく状況を理解し、連合の
結束の更なる強化に努力した。その中でも諸国合同訓練や共同技術開発を自主的に提案して、レオーネに変わる新主軸となった
のは西エウロペの国家インプレッサであった。インプレッサは勢力範囲こそ広くないものの、技術や先見の明に優れた人材を
多数保有していた。インプレッサの指導の下、連合軍は新たなる動きを見せ始めた。
連合総本拠地として設定されていたヴィヴィオの失陥に伴い、連合首都はネスタへ遷都した。西エウロペ大陸のプルトン湖上に
あるネスタは、乾燥地帯である西方大陸において数少ない水上都市であり、四方を水で囲まれたこの都市の攻撃は容易では無い
と考えた結果であった。各国の軍から首都常備軍として多数の兵が送り込まれ、城壁や機雷で難攻不落の要塞として生まれ変わっていった。

やがてクラウンは旧首都ヴィヴィオが西方諸国との共生を謳う帝国の傀儡政権ガイガロスとして生まれ変わったことを知る。
今は亡きレオーネのことを思うと、悔しくてどうしようもなかった。

諸国の兵は誓った。必ずあの首都を奪還する

いつか、必ず

138 :9:確執:02/06/02 21:21
「ガイロス側の傀儡政権 西方大陸に成立」
このニュースを知った共和国軍は帝国軍による西方諸国の転向を恐れ、直ちに自らも傀儡政権の樹立を目指した。
共和国は西方諸国に対し戦時中の物資支援や武器貸与法、更に戦争終了後、自由と独立を与えるという条件を提示し
諸国に協力を求めた。ネスタに於いて開かれた会議は壮烈な論争となった。共和国もまた暴漢に過ぎない、傀儡政権の成立は
西方諸国に不利益しかもたらさないと主張する独立抗戦派と共和国と結びまず帝国に勝利するべきと主張する早期終戦派が真っ向から
ぶつかった。

特に旧レオーネと国境を接する4つの小国(カルマン・アルト・セルボ・サンバー)は帝国の勢力拡大の為の侵攻は確実、
共和国の支援が無ければ4つの国すべてがレオーネの様に帝国に占領される、と即時共和国の支援が必要と主張した。
逆にレオーネから離れている4つの国(ミラ・マジェスタ・ウィンダム・パジェロ)は共和国に借りを作れば戦争終結後に
対等な関係は望めない、西方大陸の平和と独立は自らの手で勝ち取らねばならない、と主張した。
連合の代表であるインプレッサは独立抗戦派の主張が理想に過ぎないことを理由に共和国の支援を受け入れることになった。
共和国はイセリナ山越しに帝国側拠点ガイガロスを睨む形で拠点を形成、マジェスタ国の首都レグナムはニューヘリックシティ
と改名された。マジェスタはこれに激怒、改名を認めないとし共和国側の謝罪が無ければ即時撤退を強要する、と

139 :10:内戦の中の内戦:02/06/02 21:50
マジェスタの抗議に対して、共和国は取り敢えず謝罪はしたが、本国の首都名を方面拠点に冠することは士気の向上の為に
絶対必要と主張し、元に戻すことは出来ないという態度をとった。
共和国のこの態度に外圧への反発が強かったマジェスタ国民の怒りは頂点に達し、マジェスタ軍は共和国軍の駐留地区へ
攻撃を仕掛けた。

前代未聞、同盟国への宣戦布告が叩き付けられた。

駐留地区へ突入したマジェスタ軍は休息中、非武装の共和国兵を次々と捕虜にした。
更に武器を持って抵抗した共和国兵を圧倒的な人数で取り囲み武器を奪いリンチ、殺害した。
これが共和国軍を刺激し、ニューヘリックに「内乱鎮圧部隊」が送り込まれた。対テロ戦闘などを得意とする特殊工作部隊である。
駐留地区を制圧したマジェスタ軍は全市民に勝利と解放をラジオを通して鳴り物入りで放送した。
インプレッサ以下の西方大陸諸国連合は共和国へ平和的解決の為の仲介を申し出たが首都であるニューヘリックが制圧されている状況では
交渉するに出来ず状況を傍観することしか出来なかった。

しかし共和国は今、西方大陸で事件を起こすことを望まなかった。本当ならものの数日でマジェスタを占領するところだが
わざわざ特殊工作部隊を動かし、マジェスタ軍と暴動を起こしかねない市民を拘束するにとどまった。

共和国はその日のうちに停戦を発表し、「内戦の中の内戦」は終わりを告げた

140 :11:戦争の転機:02/06/02 22:14
北エウロペ大陸に於いて帝国軍が大攻勢に出た、という情報は最優先で各方面に展開する部隊に伝えられた。連合軍拠点ネスタ
共和国拠点ニューヘリック、そして帝国拠点ガイガロス。
帝国の大攻勢は大成功を納め、目下戦果拡大中という。共和国の増援部隊到着によって焦燥感を抱いた北エウロペの帝国司令部が
一気にカタをつけるべく大攻勢に出たという。7月の台風、暗闇の豪雨の中、防衛ラインに穴を開けられ共和国前線は壊滅した。
最早、共和国総司令部はPK師団の目と鼻の先にあり、8月には戦争が終結しているだろう、と囁かれた。

そんな情勢に乗っ取ってか、ガイガロスに駐留していた帝国軍南エウロペ方面軍は突如として兵を動かし、南エウロペの共和国軍撃滅を
狙った攻勢を開始した。主力軍の大勝に沸く帝国軍は意気消沈する共和国軍を一気に叩きつぶすつもりだ。

諸国連合軍は直ちに襲撃される可能性のもっとも高いニューヘリックシティに軍を急派した。ヘリック南方方面軍も拠点防衛の
為の戦力展開を行った。
帝国軍の第一次攻撃はイセリナ山を越えてやってきた山岳師団によるものだった。アイアンコングを旗艦とし、イグアンやモルガ
等の小型ゾイドで編成された師団である。
帝国軍山岳師団は破竹の勢いで勢力均衡線を突破、共和国軍の早期警戒塔を破壊しながらニューヘリックに迫った。
共和国軍はカノントータス・ゴドス・ガイサックで編成された部隊を小隊単位で配置し、進撃し来る帝国へ反撃した。

共和国軍は連合軍と共に懸命に抵抗、3日間に渡り帝国の攻勢を食い止めた。

それが評価されたのか、時機を逸したと言うべきか、主力軍が悪いのか、北エウロペ大陸の共和国軍が反撃に転じたというのだ。

141 :12:義勇軍出征:02/06/02 22:15
北エウロペの帝国主力は総攻撃に失敗、共和国軍は帝国軍の駆逐に入った。
その情報が伝わるやいなや共和国軍司令部に歓喜の声が轟いた。共和国軍は一度は追いつめられながらも懸命の反撃によって
最悪の状況を脱出、敗走する帝国軍を追撃しているという。
攻勢に出ていた南エウロペ方面軍はこれを共和国のデマだと叫び、主力軍の誇大戦果をラジオで声高に読み上げていたが
数日後に展開していた各部隊を収容し、攻勢の一時停止を発令した。諸国連合の中では撤退した帝国軍に今度はこちらが
攻勢を仕掛けガイガロスに駐留する敵部隊の全滅、ひいては南エウロペから帝国軍を一掃するという作戦を要求する国もあった。
「掃討派」の中心は帝国勢力圏と国境を接し、常に危機感を抱かざるを得ないカルマンとセルボ、そして好戦的なミラ・パジェロ
である。確かに先の攻勢で疲弊し、更に主力部隊の敗走という危機感を抱く敵に攻勢を仕掛ければ確実に戦果を挙げることが
出来ると信じられた。

だがインプレッサの命じた指令はまったく違うものだった。インプレッサの命令と言うよりはクラウンの要望とも言えるものだが・・
北エウロペ大陸への義勇軍派遣を諸国に要請した。
連合諸国は1国あたり1大隊を義勇軍として派遣することを決定した。国力の低い国はこれよりも少なく、国力の富める国は
その分の穴埋めをする形で9ヶ国連合の国際旅団が共和国軍の大型兵員輸送船3隻に便乗し北エウロペ大陸へ送られることになった。
出港の日のポルシェ港は沢山の家族で埋め尽くされた。兵員輸送船はゆっくりとその巨体を岸壁から離すと、汽笛の音も
高らかに水平線の向こうへと消えていった。彼らのうち、生きて再び故郷の土を踏めた者は一握りに過ぎない・・・

142 :13:巨砲上陸:02/06/02 22:17
義勇軍を乗せた輸送船はポルシェ港を抜錨後、対潜警戒を保ちつつロブ港へ毎時15ノットの経済速力で進んでいった。
途中、帝国のシンカー飛行隊と遭遇したがどうやら帰投中だったらしく魚雷は無く空中を旋回して驚かされたに過ぎなかった。
ロブ港に入港後、義勇軍は共和国司令部へ案内される予定だったが、ロブ港に於ける荷物の搬入に伴う交通制限で義勇軍兵士は
港で1日待たされる羽目になってしまった。義勇軍兵士達は暇を持て余し気味に港を散歩していた。その後、港内の食堂で
食事をとることになった。彼らが食事をとっている頃、3隻の大型輸送船が沖に投錨した。兵員輸送船と同じくらいの
大きさに見えたと言うが、沖から見てもそれだけ大きいと言うことは、かなりの大型船舶であることが容易に想像できる。
何十機ものプテラスを代わる代わる上空哨戒を行い、何隻ものダグボートが往来している。

夕闇が港を覆う頃になってようやく3隻の輸送船は接岸した。まるでビルの様に巨大な船体はこちらへ倒れてきそうだった。
兵員輸送船の5倍はあるだろうか・・・大型起重機が軋みながら旋回し、貨物を持ち上げる。砲塔である。

余りにも巨大で、最初はそれが砲塔であることさえわからなかった。
だが、確かに砲身があり砲口が空いている、砲塔内の螺旋さえ確認できる。
誰も砲のことを共和国兵に尋ねることは無かった。尋ねたとしても軍機扱いであろう


朝が来ると共に、義勇軍兵はレッドラストへ軍用トラックで送られた。

143 :14:階級と配置:02/06/02 22:32
義勇軍は共和国に協力する形で作戦に加わった。レッドラスト、かつてクラウンが美しい文化を花咲かせていた場所。
今はゾイドの残骸が砂漠の熱砂に吹かれるのみ・・・

クラウン出身の兵士達はなんとも言い表せない気分であった。

義勇軍先遣隊はレッドラストの中央部に配置された。帝国軍先遣隊はまだレガシィ川を渡河したあたりだという。
しかし共和国軍の主軸部隊もまた、義勇軍の遙か後方に位置していた。
本当に乾涸らびるかと思わせる熱い日中と、凍てつく程の初秋の夜を何日か繰り返した後、義勇軍先遣隊は帝国軍先遣隊と接触した。
共和国軍は計画通りに義勇軍から接触の報を受け、予定通りに目標の位置を受信した。

そしてすべては共和国軍の思惑通りに進み、予定通りに「巨砲」は発射された。

空が紅く染まった。雲一つない、西方大陸の太陽の光とはまるで違う。

やがて目を眩ませる程の閃光が地上を走る、
熱く、空気までも焼き尽くす様な炎が我々を襲った。もしや、あの砲塔が?・・・


次の瞬間、轟音が義勇兵達の疑問も存在も、すべて掻き消した。

144 :(;・∀・) :02/06/02 22:35
長くて我ながらウザー

取り敢えず一旦急浮上

145 :名無し獣:02/06/02 22:44
うおぉ…西方大陸諸国連合軍無残…

146 :名無し獣:02/06/02 22:57
鬼畜だな・・・

147 :名無し獣:02/06/02 23:04
車好きなんだね・・・

148 :名無し獣:02/06/02 23:09
>>147
言われてようやく気がついたよ!

149 :(;・∀・):02/06/03 06:38
>>147-148
しかもスバヲタ・・・

150 :15:悪魔の戦略:02/06/03 23:25
帝国軍先遣隊、全滅。義勇軍先遣隊、全滅。
1200oウルトラキャノンの威力はここに証明された。

帝国軍はエースパイロットと新鋭機による特別攻撃隊を小部隊単位で繰りだし、デストロイヤーの猛威を食い止める戦術を採った。
無論、大部隊で挑めば巨砲の餌食でしかなく、だからといって小部隊では戦果は期待できないだろうが・・・

共和国軍はウルトラザウルスと共に本国から送り込まれた護衛部隊と、既に増員されていた共和国最強部隊をデストロイヤー師団
としてまとめて繰りだし帝国を全力で叩きつぶすこの戦争、最大にして最後になるであろう攻勢に出た。

151 :16:帝国軍の最後:02/06/03 23:25
共和国軍の決戦兵器デストロイヤーの威力によって北エウロペ方面の勝敗は決した。帝国軍の繰り出した特別攻撃隊も
デストロイヤーが悠然と砲撃している以上、全滅したとしか考えられない。
帝国軍は本国司令部の命令を受け撤退を開始した。ニザム高地の帝国軍はニクシーへ撤退すべくキャロル川の渡河準備を試みていた。
一年間強化され続けてきた帝国軍ニザム要塞を申し訳程度に破壊し帝国軍は着の身着のままで高地を降りた。

義勇軍歩兵部隊の中心、ミラ軍はニザム方面の帝国軍撤退ルートを既に予測しており、これの撃滅を考えていた。

ミラ軍は数日前から密かに対岸に陣取り、撤退し来る帝国軍を待った。
帝国軍はわずかな数の舟艇を持っていたが、ほとんどの兵士は即席の筏やラフト、そして救命胴衣による渡河であった。
ミラ軍は帝国軍がキャロル河の中程に差し掛かった時、突如として攻撃を開始した。装備の貧相なミラ軍は長距離砲を持たなかったが
歩兵部隊だけあって軽機関銃や狙撃銃には事欠かなかった。河を渡る帝国の舟艇に向け絶え間ない弾丸の雨が降り注ぐ。
銃撃でラフトが破裂し、河が赤く染まる。泳いで渡ろうとしていた兵士達は悲鳴を上げ沈んでいった。
唯一の正規上陸用舟艇に乗る指揮官らしき男が前進と叫んでいる。敵兵が銃を構えミラ軍陣地へ反撃する。
だがミラ軍は地の利を生かし障害物に身を隠しつつ敵を狙撃した。

ようやく対岸に到達した帝国兵は、いずれも息絶えていた。

キャロルの川岸に帝国兵の死骸5000体余りを山積みにし、川底へ沈めた帝国兵の正確な数は未だわかっていないという。
この戦いは、後にキャロルの虐殺と呼ばれることになる。

152 :17:長すぎた一年:02/06/03 23:28
帝国軍が北エウロペ大陸から完全に撤退した。1年前、新聞の一面を大きく飾った外国の軍艦、今日の一面には
同じように外国の軍艦の写真が写っていた。意気揚々に上陸する姿と、疲れ切った様子で撤退しゆく姿。
歓喜する民衆、自由と勝利を高らかに謳い上げる報道機関。

だが「外国の軍隊」は姿を変えて西方大陸を我が物顔で闊歩していた。

自由と解放、勝利と独立を謳う共和国軍は安全保障の名の下に、戦いが終わった今も大陸に留まり続けている。
来るべきガイロス帝国本土侵攻作戦の為の基地が幾つも建設され、自然が失われてゆく。

長かった 余りにも 長すぎた 余りにも
何も変わらないように時間が過ぎていったかつての西方大陸は恐らく二度と戻ってこないだろう。
空も、海も、森も、川も、傷ついた。

この大陸が初めて経験した1年間の戦争 それはこの大陸を狂わせるに充分だった。

153 :18:終戦記念日:02/06/03 23:30
帝国軍主力が北エウロペから完全撤退後、南エウロペ方面軍もまた撤退すると予想されていた。共和国も、連合軍も
そして帝国軍南エウロペ方面軍自身も

撤収を担当するホエールキング艦隊は遂に現れず、南エウロペ方面に駐留するすべての帝国軍は孤立した。
補給も連絡も絶え、将兵の忠誠も絶えた。
確かに虎の子のホエールキング級揚陸艦を危険に晒してまで収容するだけの価値がある部隊かどうかといえば、疑問である。
所詮田舎の貧乏部隊でしかなかったという訳だ。
諸国連合は幾度かの総攻撃の被害に懲りて、旧レオーネ領の奪回に執着しなかった。ニューヘリックシティの
共和国軍司令部も兵力的に総攻撃は不可能との判断を下しており、帝国軍も妙な動きを見せることはなかった。

終戦2週間後、連合軍拠点ネスタへ帝国側の使節がやってきた。彼らは降伏は不可能であると前置きしてから
本国への送還を仲介して欲しいと頼んできた。我々は共和国に相談してみる、と言ってその日は引き取って貰った。

我々は共和国軍司令部に親書を送り、帝国兵を武装解除後、本国に強制送還することを提案した。
そして帝国軍が引き払った後、ガイガロスを含む旧レオーネ領を西方大陸諸国が分割統治するという案も提案しておいた。

154 :19:安堵無き終結:02/06/03 23:42
共和国の掃討部隊が密かにニューヘリックシティに到着した。コマンドウルフACによって編成された討伐部隊「青の軍」である。
最新鋭機ライガーゼロもグスタフに運搬され、特殊部隊と共に到着した。

翌日、ガイガロスへの総攻撃が行われた。食料尽き薬品尽き体力尽きた帝国軍は討伐部隊によって一蹴された。
帝国が司令部を置くミトレス城はACウルフの猛砲撃を浴びせられ、続いて特殊部隊が城内に突入した。
マスタードガスと火炎放射器によって次々と銃眼は制圧され、痩せこけた帝国兵達も死に絶えた。

ガイガロスのミトレス城に共和国旗がなびく。

共和国軍はガイガロスの帝国軍を本国に送り返せばやがてまた自由と民主主義を脅かすだろうとして連合軍の意見具申を却下した。
そして共和国軍は掃討部隊の投入、帝国軍の殲滅という最高の結末を自らの手で完成させた。

レオーネ領は共和国に占領された。このことにより帝国勢力は西方大陸からすべて消え去り、この日、西方大陸戦争は終結した。


だが西方大陸諸国連合の戦争はまだ終わっていない。
共和国はネスタの連合軍司令部が提示したレオーネの分割統治案を黙殺し、自らの植民都市とした。


すべての西方大陸諸国連合軍将兵の望みたるヴィヴィオ、そしてレオーネの奪回がまだ果たされていない。

155 :20:誰が為に鐘は鳴る:02/06/04 00:08
終戦から2ヶ月後、西方大陸は再び戦火に見舞われた。共和国軍が占領し、軍港として整備された港町パブリカ(旧ニクシー)を
帝国軍の爆撃機が空襲したのだ。
終わった筈の戦争は再び西方大陸を襲った。

帝国軍特殊潜行艇のパブリカ攻撃、狂気の殺戮兵器デススティンガーの来寇・・・
悲劇は攻撃だけに留まらなかった。

共和国は帝国を完全に屈服させるべく、ニクス大陸への侵攻を開始した。
あらゆる資材や野生ゾイドが西方大陸から持ち去られていった。
度重なる帝国空軍の爆撃は時に大火を招き、西方大陸の自然を焼き払った。

西方大陸諸国連合はレオーネ領奪回の時期を静かに待ち続けた。
だが、戦争がどれだけ愚かな行為かを知った彼らは自ら戦端を開くことは無いだろう。

しかし、いつの日か、強大な外国勢力が西方大陸全土を制圧しようとするかも知れない。

その時、彼らは再び銃を取ることになるだろう。


例えそれがどれほど愚かな行為であるかを知っていても・・・
あの時、我々が再び帰ってきてくれることを信じて手を振り続けていたレオーネ兵を振り返らなかったことが今も我々を苦しめ続けている。
だからこそ今度はそのような想いをしたくはない。



西の地に、乾いた風は吹き続けている。

156 :名無し獣:02/06/04 00:15
西方大陸独立戦争、全20編掲載終了しますた。
無駄に長いし、無駄に暗くて書いてて鬱(;´Д`)


157 :名無し獣:02/06/04 01:02
>>156
乙!!
あとで全部読ませてもらいます。今日は眠いんで・・・ゴメン・・・

158 :名無し獣:02/06/05 02:46
鬱だ・・・
でも、戦争なんてこんなものだよな。正義なんてない。

159 :名無し:02/06/05 21:05
第一章時空を超えたパイロットたちの続きが見たい・・・・

160 :名無し獣:02/06/05 21:55
>>159
また親と食事にいってるんじゃない?(藁

161 :名無し獣:02/06/05 22:06
>>160
マザコン?(w
つーかこういう風に噂してると本当に現れるぞ・・・


162 :名無し獣:02/06/05 22:08
ドイツ対共和国の戦いのスレじゃないのか?

163 :名無し獣:02/06/05 22:59
>>162
それを書こうとした>1が消えたため、このようなスレになりました。
皆頑張ってるし、いいんじゃないかな〜

164 :名無し獣:02/06/06 03:37
ここって今は鬱(悲劇系)バトストスレ?

165 :(;・∀・) :02/06/06 22:03
>>164
そういう訳じゃないけど、漏れのマイバトストはほとんど悲劇系・・・
なりきり風のモノは書けないし・・・

166 :名無し獣:02/06/06 22:18
>>165
良い良い。
ヒーロー大活躍も冒険活劇もアニメノリもいいが、こういうのも面白いですYO!!

167 :(;・∀・):02/06/06 22:48
>>166
そういってくれると凄くウレシイYO!!


168 :名無し獣:02/07/18 11:33
空age

169 :名無し獣:02/09/22 16:09 ID:L9okdsVu
卍ドイツ、独逸、どいつ卍

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